勘違いされる言葉の使用を避けよう!② ヤバイ編

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今回のテーマ


俗語の使用は友達の間で使うと、とても楽しく会話が出来るものですが、公式な場面や仕事で使うと、相手を不安にさせる場合があります 。


今回は「やばい」という言葉を題材にし、どのように言い換えるべきか、また、その言葉の本来の意味を勉強したいと思います。



俗語としての「やばい」

例文AとBを挙げます。

A

上司にタイ料理のランチに誘われて味を尋ねられた際、

(中略)

とても美味しかったとき

「これヤバイですね!」

渡辺由佳, 2011 「会話力の基本」日本実業出版社 p. 18

B

「とても美味しいですね」

渡辺由佳, 2011 「会話力の基本」日本実業出版社 p. 18

「やばい」は友達との会話で使う分には、会話を盛り上がっていいと思います。しかし、公的場面で使うと聞き手は不快感を与えることがあります。使わないようにしましょう。

「やばい」の解説

「やばい」は形容動詞「やば」の形容詞化です。現代では「やば」はほとんど使われていません。

危険や不都合な状況が予測される様子、危ないという意味です。この意味でさえ俗語です。

さらに若者の間で発展し、「最高である」、「すごくいい」の意味にも使います。

したがって、言葉自体が俗語なので、この言葉は公的な場面で使うと、不快感を与える場合があるのでやめましょう。

まとめ

「やばい」の用法についてまとめました。

日本人は「やばい」を多用しますが、皆さんは安易に真似をしないようにしましょう